October 28, 2006
今日も大賑わいの浅草大黒家
この夏の週末も、大黒家本店へ何度か足を運んだ。毎度の時刻、午後2時過ぎという昼食には遅い時間にもかかわらず、本店や別館の店先はいつも長蛇の列だった。
そして今日も本店前には画像通りの人の列!常連客と一見客を色分けすると、どんな色分けになるのだろう?などと思いながらその列を見ていた。たいがいはここであきらめて別の店に向かっていた...。だけど今日こそは「大黒家の天丼」が食べたい。怒濤のごとく押し寄せる観光客相手に、疲弊しきった仲居のおばちゃんのぞんざいになりがちなサービスを、ちょっとした会話でいたわってあげたい。食後の胸やけ覚悟であのべちゃべちゃ真っ黒な天ぷらを食べて今年も思い出を作りたい...、と私達の足は別館へ。
別館では座って待てる余裕があったので並ぶ事に。番号札は11番。客層は様々で、若者グループ・子供連れの夫婦・おじいちゃんおばぁちゃんグループ・英仏チャンポンの会話をする欧州人常連客(!)等々。人間模様が楽しいったらありゃしない。
15分程で通されたのは2階の座敷席で、仲居さん達は忙しく動いている。混乱しがちな席配分や注文も、いつの間におぼえたのか、声を掛け合う連係プレーでうまくこなしている。素晴らしい進歩だ。
ジュースボトルとグラスを盆にのせた年配の仲居さんが座敷に上がるなり、「ごめんなさい、遅くなってごめんなさいねぇ」と我々のうしろの席へ。食事前に注文したらしいオレンジジュースを3才くらいの女の子の前に運んでいた。孫に語りかける様な優しい口調に納得。今日の大黒屋にはいつになくゆとりを感じさせる。
注文から20分程して天丼が来た。以前はもっと黒い印象の天ぷらだったのに、なんとなく見た目が薄くなったような気がした。柔らかい御飯も好き嫌いが大きく分かれるところだろうけれど、私には好きな範疇内。久し振りの大黒屋天丼が美味しい。勢いよく食べ続け、数口分の御飯だけを残すも大満足。今まで食べてきた大黒家天丼の中で一番美味しかった様な気がする。
食後しばらくしても胸やけする事もなく、美味しい後味だけが残っていた。大黒家、おぬし進化しているのぉ。


