July 08, 2007
自由が丘の目黒とんき
久し振りの自由が丘での食事は新旧レストランどこにしようかと迷ってしまう。、自由が丘デパートの確か3階にあったはずの思い出のラーメン店が無くなっていたのは残念。
最終的に落ちついたのは「目黒とんき自由が丘店」。わかりやすくその場所を説明するならば、自由が丘デパート2階にある「アイランズカフェ(Island Cafe)」前の道路を挟んだ向かいにある...。尚更難しくなってしまった?詳しくは東京グルメの地図情報でご確認を。
階段を上って2階の入口から入店すると、カウンター席のみの店内は既に満席。ただ幸運にも順番待ち第一組だったので、10分程度でカウンター席に座る事が出来た。このカウンターの磨き具合に「目黒とんき」らしさを感じさせるこの清潔感がすばらしく、そんな事も懐かしいと感じる。
「ひれかつ定食」を注文してから待つ事20分程。来ました!「ひれ」に箸をつける前に、真っ先にいただくのはキャベツ。とんきのキャベツの味を再確認し、やはり納得のその変わらぬ美味しさに笑みがこぼれてしまう。
ひれかつはとんき独特のころものサックリ揚げ具合で、それに包まれた豚肉の赤身と白身は噛み込むほどにその旨味と甘味が口の中に広がる。トンカツソースはキャベツにもひれかつとも相性が良く食を進めさせる味。
店内の何ヶ所かに「カラシの付けすぎにご注意」なる張り紙がある。それほどとんきの「からし」は別格の新鮮なる辛さ。ひれかつに少量を付けて噛み始めると、そこで初めてわずかな量以上に十二分な辛さを感じる事が出来る。ツーン!が好きな人には少量でそれを嬉しく楽しめるほど。
3階にあるのであろうメインの厨房の詳細は不明。この2階カウンター内には4人。カツを揚げて切るのはご高齢の御主人が担当。狭いカウンター内を腰の位置にある棚を手すり代わりに使って頻繁に移動している。揚がったばかりで高温のカツを素手で押さえながら包丁を入れ盛り付ける。その手が大きく肌もきれい。私達の隣席でヒレカツ二人前を肴に日本酒を飲んでいた、元関取のように体格の良い男性客も御主人の手の大きさに目を見張り、自分の手のひらを合わせてもらいながら驚いていた。その男性客がその後普通に食事モードに入った事に私は驚いていた...。
店内で順番待ちする席も満席となり、入口外の階段にも順番待ちの客が並んでいる。狭いカウンター内では熟練おばちゃん達が細やかな目配りと絶えない笑顔で追加のキャベツを勧めてくれたりお茶を入れてくれたりと、大忙しの中で驚異的な穏やかサービス。これは感動的に素晴らしい。他の飲食店でも見習うべき彼女達の心からのサービス姿勢がここ「目黒とんき自由が丘店」に満ちている。


