March 27, 2008
初めてのカナダ産アイスワイン
閉店時刻を過ぎたわけでもないのにムーンシャインの扉には鍵がかけられている!?引いても開かない...どーゆー事だろう。貸切?午前3時だからそれはない。怪訝な思いで帰ろうと階段を上りかけていると、扉が勢いよく開き店長が飛び出して来た。
「入ってもいいの (・。・)?」
「どぉぞ、どぉぞぉぉ」と店長に袖を引かれながら無事入店。店内には男性客が1名。スタッフと静かに会話を楽しんでいた。
お薦めのカナダ産アイスワイン「St. Hubertus Ice Wine」をいただく。サラサラの舌触りで上品な甘さが口に残る。これはいいアイスワインに出会えた。
2006年は豊作に加え、寒波の影響で鳥や鹿の餌になる前に、糖度の高い葡萄の実が無事氷結してくれたおかげで、10年に1度と言われる大豊作の年になったという。スイス出身の兄弟がワイナリーオーナーで、彼等はワイン造りをワイナリー開墾から始める為にカナダへ移住してきた情熱の持ち主。その作り手の丁寧なる作業が美味しさに現れているのだと思う。
ハムをつまみにアイスワインでまったりとしていると、「今モスコミュールを勉強しているんですけど、味見してもらえませんか」と勉強熱心な若手スタッフ。
簡単に作れそうなレシピで、それゆえに味のバランスが難しいモスコミュール。私も個人的にあえてモスコミュールを注文するバーは数える程しかない。北海道旭川の「バラライカ」と銀座では「K****l(取材拒否を貫いているバーなのでアルファベットの一部4文字は伏せ字)」と「R」くらい。基本のスタンダードカクテルの1つなので、バーテンダーとして身につけておかねばならない一品だろう。
彼の熱心さを受けてモスコミュールをいただいてみると、まだまだ改善すべきところがたくさん感じられた。ただ所詮お酒は好みの問題になってしまうので、あくまで私個人の意見として感想を正直に伝えてみた。参考になればいいのだけれど。
まだ閉店時刻には早いけれども、スタッフ1名を残して店長とモスコミュールを作ってくれたスタッフとで朝食を食べにコリドー街へ。
美味しい焼き鳥を食べようと入ったのは「丸吟」。おや?スタッフが変わっている。
開口一番「焼き鳥っ!」と我々は喜々として注文。
「火を落としちゃったばかりなんですよぉ」と申し訳なさそうにH氏。
「え"?!」(しばし絶句で目は泳ぐ)
冷たいつまみしかない...(涙)
とにかく三人で「お疲れさまぁ」と乾杯するも、温かな食事がなくムーンシャインのスタッフには申し訳なかった。
「七輪かバーナーで肉焼いてくれない?」と無体なお願いしても出来る訳もなく、そんな酔っぱらいおじさんの無茶ぶりをソフトにいなしてくれるH氏の対応がスバラシかった。
次回は温かくて美味しいものを食べましょうね>ムーンシャインスタッフ





