July 26, 2008

銀座の関西風おでん屋さん

銀座の風物詩、文壇バーの夏祭りは幕間に中座させていただいた。比較的客回転が良いなか次から次へと著名な作家がいらっしゃる。詳しくは後日紹介する事にして…

スタッフに見送られて並木通りに出ると、
氏:「何か食べようましょう」
お互いにまだ夕食を食べていなかった。私は大賛成、
美食家である彼に「おまかせします」。

私が歩いたことのない裏路地をズンズン・クネクネと先導されて歩いた末にたどり着いたのは、店内に屋台を持ち込んだおでん屋さん「ほろばしゃHP)」。創業から50年以上の歴史があるという。

おでん種@ほろばしゃおでん種@ほろばしゃ先代が屋台で営業していたイメージを店内に持ち込み、屋台を囲むように座席が備え付けられている。入店したのが遅い時間だったので、我々がおでん鍋の前に座ると女将さんが対面に座り、注文した種を皿に盛ってくれる。

白滝ときんちゃく(もち)@ほろばしゃ実はここに来るまでの道すがら、「おでん種の中で実は白滝が好き」とお互いにかなり盛り上がっていた。ほろばしゃの白滝はかなり大きいとの話だったので、最初に注文した白滝は女将さんに半分にしてもらい氏と分け合った。きんちゃくは私が大好き好きなトロトロ餅(喜)♪そして関西風ダシがよく沁み込んで美味しい。


最近この店も売上が伸び悩んでいると女将さんが語る。不景気は大衆店にも忍び寄っているらしい。柔道の国際大会前には団長・監督(山下泰裕氏だったり斉藤仁氏であったり)が出場選手を引き連れて、この店で景気付けをするのが慣習のようになっていた。だけど今回は北京オリンピック開催が近づく今日に至ってもまだ来てくれず寂しいと女将さんは語ってくれた。

おでん鍋@ほろばしゃ今夜だけの事なのか、客の年齢層が意外に低い。おぢさん達は終電までには帰ってしまうようで、午前零時を過ぎて店内に残っているのは30歳前後の3グループ。

目の前に座っている3人組のひとりが、初めて連れてきた友人に「ここの白滝美味しいよ」と、真っ先に勧めている!?

ここにも白滝フアンを発見!♪立て板に水の如く話し続ける氏を遮り、白滝男子と盛り上がってしまった。3人とも私服だったので飲食関係かと思いきやホームページなどを制作するIT社員だった。するとテレビから聞こえてきたのは堀江貴文氏の実刑判決を伝えるアナウンサーの声…。

店内におでん屋台@ほろばしゃ午前3時に閉店氏は久しぶりに楽しい時間を過ごしているといい、「こんなに日本酒を飲んだのは初めて」だと美味しそうにコップを傾けている。

閉店時刻(午前3時)が近づくと、ご長男がおでん種をタッパに移し始め閉店の準備。最後にご主人にお願いしてダシだけを小さなコップに一杯だけいただく。旨い。

ほろばしゃさんの味には大満足。ダシもおでん種も美味しかった。また必ず来ようと初めて思ったおでん屋さんだった。


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