August 02, 2008
午前3時過ぎの銀座
前回「BAR日下部」を訪ねた時も、今回のように深夜3時を過ぎた頃だった。当時の編集者四川赤熊猫(ブログ)氏と一緒に、livedoorグルメ特別企画「大人の銀座バー」の実体験初級コースをアレンジして一緒に自腹取材した後、最後に訪ねたのがこのバーだった。解放感のせいか急に酔いがまわり始め、それゆえに「背筋は伸ばして」と緊張しながらカクテルを朝までいただいた覚えが(なんとか途切れ途切れに)ある。
今回もこの時刻ではすでに同じビルに入店している店のほとんどが閉店してしまっている。そのため暗くなっている階段を、足元を確かめながら上がった。
バーの扉を静かに開けると……カウンター席のみの店内にはまだ3組がカクテルを楽しんでいた。「あー、いらっしゃい」と日下部氏の言葉で迎え入れられた。
入口付近のコーナー席に座って目に飛び込んだのは、ボトルの背後から覗く毛利氏!?それは彼の単行本、「MARTINI-ISM マティーニ・イズム」の表紙。私が最初に日下部氏と出会ったのが、毛利隆雄氏が経営する毛利バーだった。
その毛利バーのお通しといえばコンソメスープが定番だけど、ここバー日下部での今夜のお通しは野菜スティック。ソース状に練られた味噌をつけて野菜をいただくと、そのシャキシャキした歯ごたえとマイルドな味噌のおかげで、カクテル選びに弾みがついてしまう。
一瞬覚醒してしまった勢いで、私が最初に注文したのはアルコール度数40%近いカクテルの女王マンハッタン。
ベースはいつものようにCCでお願いした。上手にステアしてくれたマンハッタンが分離する前に、と味の変化を気にしながら急いで撮影。カクテルをいただくと、…美味しい。日下部氏のシェイキング・スタイルが劇的に変化してからは、現在は安定期にあるように、ステア系のカクテルの味も安定し、スタンダードな味に落ち着いている。これが銀座で飲めるマンハッタンの味。
次に、清涼感を求めて注文したのはジンフィズ。最初に一口、ゴクリと飲めるほど、甘味と酸味と炭酸度合いのバランスがいい。簡単に飲み干してしまった。
閉店時刻まではまだまだ時間がある。次のカクテルは、と…


