April 04, 2009
浅草の福々饅頭でホカホカ
普段の週末は閑散としている老舗店「西山菓子店」さんに、今日は名物福々まんじゅうを求めて列が出来ている!店内のテーブル席にも客がっ?!
彼女が食べてみたいと言うので、私は勿論喜んで同意。並びながら購買客や入店客を見てみると、いつもの週末に見かける客層とは違っていた。店頭でアイスクリームを買うスーツ姿のキャリア風欧米系ビジネスウーマン、店内のテーブル席に着く20代男女、まんじゅうを購入する列にも熟年組に混じって若者も並んでいる。初めて見る光景だった。
創業は嘉永5年(1852年)。157年間営業を続けている浅草の老舗店。
お見かけする事のなかったご高齢のお婆ちゃん職人お二人が、リズミカルにその熟練技で巧みに生地で餡を包み込んで行く。一人で何十個も買う人もいれば一人一個の客もいるので、いい具合に仕上がりと販売がいいペースで回転している。私達が一番に感心したのは、店頭でテキパキと販売されているお母さんの笑顔の接客姿勢。
「お待たせしまってごめんなさいねぇ。ありがとうございますぅ。」
これだけの客を長時間こなし続けながら、夕方になってもまだこうして笑顔で接客出来るところに、157年続けられた理由があるのかも知れない。浅草の老舗店のなかには、土日・祭日の夕方から夕食時になると思いっきり疲れがその表情とサービスに現れているお店もあるけれど、(それも味わい深い楽しみの場面なのだけれど)、西山菓子店で一人店頭で販売を担当されていたお母さんの接客姿勢は素晴らしかった。
蒸かしたてで熱々の福々まんじゅうを「熱いから気を付けて下さいね」と渡してくれた。しかも二人の目を交互に見ながら笑顔で。営業担当者や販売担当者向け教育ビデオの一場面に使えそう…。
夕方になると急に気温が下がってきたので、そのまんじゅうは熱々のうちに歩きながらすぐに食べてしまった。生地と餡の味のコンビネーションが良く、餡は甘過ぎず、お茶なしで3個は一気にいける美味しい味。心も体も温まった。残った紙袋だけでも画像に残そうと、大切に持ち帰ってきた。


